結婚に関する様々なイベントを振り返る

昨年の8月に結婚という人生における大きなイベントを経験したのだが、それにまつわるイベントは割と多い。FF14新生エオルゼアでいうならパッチ2系のクエスト並みにいろんなことをやることになる。しかも、ほぼチュートリアルなし、ぶっつけ本番、厳しいスケジュールなどなど「これ普通の開発の仕事の方が楽やろ」と思えるくらいのイベント密度だったりもする。「愛があればオールOK」とかDIYの域を超えた技能をもつ集団のリーダーはかつて言っていたが、大変なものは大変だし、やりたくないことはやりたくないのである。人間そんなもんやろ。
我が家は色々とイベントを減らした方ではあるが、その一例として紹介したい。

両家へのご挨拶

いわゆる「娘さんを僕にください」クエストである。このクエストの成否は今後の流れに大きな影響を与えるので問題なく進めたい。このクエストは以下のマイルストンがある

  • 結婚相手の親へのアポイント
    • 先方の両親の予定が空いてる&&相手の予定があいてる&&自分の予定が空いてるの条件を満たす必要がある
    • アジェンダは相手に任せた方が無難(「結婚のご報告」・「結婚についてのおうかがい」・「結婚相手の紹介」)
  • 自分の親へのアポイント
    • これも両親の予定が空いてる&&相手の予定があいてる&&自分の予定が空いてるの条件を満たす必要がある
    • アジェンダは自分で決めるが、結婚するわー程度で済ませたい
  • 手土産の調達
    • 手ぶらでいくより何か話のきっかけになるものもってったほうが心象はよい
    • 話題に困ったらお土産の話すれば間が持つ

以前から交際していることを両親が知っている・家に招いたことがあるなど前提条件がそろうとクエスト難易度は一気に下がる。両家への挨拶はできるだけ時間を開けずに済ませるのが精神的にも楽。(気になることはさっさと済ませたい)

同居を始める

双方のコミットが得られたら同居フェーズに移る。場合によってはこのフェーズはカットされ入籍手続きクエストや結婚式クエストに進む。このクエストには以下のマイルストンがある。

  • 物件を探す
    • 独身時代に比べ大きな部屋が必要となる。最低でも2DKが望ましい。一緒に生活する人がふえるとここまで広さisPowerなのかって感じがする。
  • 引っ越す
    • 独身時代の無駄な荷物は減らそう
    • お互いがフルで荷物を持ち込むと間違いなく部屋が物だらけになって死ぬ。一時的にトランクルームを借りるのもよい。
  • 各種家電のスケールアップ
    • 特に冷蔵庫は一人暮らし用のものだと足りない
    • 次点で洗濯機。洗濯回数を増やすという運用でカバーもできるが大容量orドラム型のような乾燥まで一気に行けるやつがほしい
  • 各種家具のスケールアップorスケールアウト
    • お互いに使ってたものを持ち込んでもよいが独身時代のものでは足りなくなる。ベッド派はシングルからダブルになったりと大きいものが必要になる。
    • とくにプラケース的なものは同じベンダーでそろえておきたい(無印良品など通販でも店でも買えるものがよい。すぐに欲しいときに買いに行けるほうが都合がよい)

出費も増えだす時期。とはいえ、家賃が折半になったり自炊率上昇に伴い生活費が節約できたりで収支のつじつまが合ったりする。ただ、一時的に出費は増えるので準備はしておきたい。

入籍

いよいよ法律的に夫婦になるためのクエストが始まる。意外と単純なクエストだが手配ミスが致命傷につながり、今後のクエスト失敗にもつながる。マイルストンはこんなかんじ。

  • 戸籍謄本の準備
    • これは本籍地から取り寄せる。しかも、郵便での手続きしか受け付けてないので遠隔地の場合は2週間くらいは余裕を見ておく
  • 婚姻届けの入手
    • 住んでいるところを管轄する役場でもらえる。失敗してもよいように2枚もらっておくのが無難。
    • 法律上は指定された内容が記載されていればフォーマットは問われないらしいので、最近だとキャラクターものなどが売ってるのでそれを使うのもよい
  • 婚姻届けの記入
    • 項目をそれぞれ記入する。消せるボールペンはダメ。
    • 記載内容がわからなかったら問い合わせよう。頼めば提出前に妥当性確認してもらえる。
  • 証人に署名捺印してもらう
    • 誰でもよい。知人・友人・上司・恩師・お世話になった人に2名分お願いすることになる。
    • 稀に署名したかの確認が飛ぶらしいのでその旨も伝えておくとよい
  • 役場に提出
    • 基本的に24/365サポート体制。すごい。
    • 役場の営業時間外に提出すると一旦キューイングされ承認待ちとなる。承認されればバックデート契約となり提出日から夫婦の扱いとなる
    • 役場の営業時間外は書類の妥当性確認してもらえないので記念日入籍を予定している場合は事前にすませておくのが無難

ここまでこれば晴れて夫婦となる。これに結婚式や新居の購入を同時に進めるとタスク量としては膨大となりデスマ化するのは当たりまえなのである。

結婚式のあれこれに関してはまたの機会に書こうと思う。